国民をスポイルする政治

前回まで2回続けて、相対性世界とその本質性について敷衍して来た。 相対性世界の本質と、人間がそこで生まれ、生きて行く意義が完全でなくても理解できた方は、前回の最後の所で触れておいた、この相対性世界を生きていく上で最も大切な事は、何事であれバ…

相対性世界を考察する2

相対性世界を考察する2 ネガティブ性を本質とするこの世界 先ず始めに、この世界は物質世界ゆえに時間と、空間によって制約されているという点について考察してみよう。 時間の制約とは、あらゆる物質、生命体は”死あるいは”崩壊、腐敗”そして消滅するとい…

相対性世界を考察する 1

民族の本質性が狂い始めた日本 この物質宇宙は、『相対性』を本質としている事をご存じの方は少なくないと思う。 つまり、相対的を本質とする世界で我々人類は生まれ、生き、死ぬという生命活動を繰り返している訳だ。そして、母なる地球と呼ばれている事も…

『 漢気』という言葉は死語に?

今や、大の男が恥ずかしげもなく、「怖かった」などというセリフを吐く時代になってしまった。誰もが何事も穏便に・・という生き方が,賢いき方だとでも思っているらしい。そんな賢さは、上にズルがつく賢さでしかないのだが・・。 尤も、漢気があったとして…

ジェネレーションギャップがもたらした弊害

*ジェネレーションギャップ現象の始まり 戦後70年間に及ぶ“人間教育不在”によって、戦前までの日本(人)には考えられなかったような社会現象、犯罪が引き起こされている事に気が付かれるだろうか。 戦前の教育を受けた大正生まれの教師達が小、中、高の教…

『虐め』を考察する ② 5/31

お約束したように、今回は私の息子の虐められ体験、正しくは、息子の虐め問題解決に到るまでの実話という事になるのだが・・。恐らく、賛否両論姦しい事になると思う。私は、今も解決にはこれしかなかったし、これからもそうだと確信している。 *人間の愚か…

『虐め』を考察する ①

小中学生の虐め問題が世間に採り上げられるようになって、どのくらいになるのだろうか。問題解決のための手を全く打てないないまま来た政府は、とうとう事もあろうに子供の虐め問題を法制化しようとしているしい。そんなことで解決(=無くする)できたとし…

国家としての本質的欠陥を考察するⅡ

戦前は、一流の先生になるためには教職者を養成するための師範学校を卒業する必要があった。現在の筑波大学などはそのための大学、高等師範学校の1つで、東大、京大に次ぐ高い評価をされていた。教師とは、子供たちを学問分野で向上させるだけでなく、一流の…

国家としての本質的欠陥を考察するⅠ

一人の人間が(家族も含めてのことだが)人生を真剣に考えるに際しては、先ず今の日本はどういう国なのかという事、次いでその国でどういう生き方を選択すべきかという事・・、無論他国、他人のライフスタイルや、生きがいといったものを参考する事もあるし…

エリートを育てない日本の教育理念と教育体制

本当に、マッカーサーはすごい土産を日本に残してくれたものだと、驚く以上にあきれる他ない。土産とは、明治維新以後に創成されたあの世界に関たる教育の在り様を一転、骨抜きの日本人を育成するための教育理念、教育体制に変換させてしまった事に対する言…

何が、今の日本(人)を作ったか

真剣に日本の将来、それは我が子や孫の為でもあるのだが・・、そして日本に生まれ、日本人として生きる自分(の人生)について真剣に考えている人が、今の日本(人)を観た時、どんな感じがする? 「そんな事はどうでも良いんだ。自分は金を儲けて、楽しく生き…

平成日本と日本人の実態

1980年辺りから目につくようになり、2000年に入るとそうした事が珍しくもなくなってしまったことがある。一言で言うなら、古くからの日本人には考えられなかった社会現象(人間の言葉、行動)が顕著になって来たという事。 昔の日本人がどうだったと言うのか…

始に

2019 . 3. 28 以下申し上げる事を、私の個人的な感想に過ぎないと、一笑に付される方々も居るだろう。この事は、バブルが始まる1980年辺りから感じていた。特に、2000年頃を境にして、その思いが年ごとに強くなって来たと言える。 ひと言で言えば、日本人の…